硬いもの同志のチタンとダイヤ。
硬さ=耐久性を追及して、丈夫な素材が結婚指輪、エンゲージリングにも求められるようになってきています。
ダイヤモンドは最も硬い石。
チタン=チタンもジュエリーの中でプラチナよりもゴールドよりも硬いメタル。
つまりチタンこそ結婚指輪の素材にもっとも適した材質の金属。
ダイヤモンドの組成は炭素。
化学式はCです。
その組成に類似したカーボン加工によるハンマー痕をつけたブラックチタンリング
純チタンリング 刻印を外に打った甲丸リング¥47.000 ¥37,000税別
内側がレモンイエローで、文字にうっすらと水色が入っています。
チタンリングになるチタンも単一の金属でできていて、ゴールドやプラチナのような合金をジュエリーとして加工するのでなく、チタンだけが純チタン素材。純チタンとしてJIS規格に通った純チタン素材。
ダイヤモンドも単一元素でできた唯一の宝石。
ダイヤ以外の石は2種類以上の組み合わせ。
例えば、ルビーとサファイアは大部分がアルミニウムと酸素。
エメラルドとアクアマリンは主に4種の異なる以下の4元素。
ベリリウム
アルミニウム
シリコン
酸素
宝石となるダイヤモンドの質は99.95%を上回る純粋な炭素であるとされています。
ダイヤモンドの耐久性はだれもが知るところ。
そして反射の美しさ。
石としての価値を持つ化学的特性、物理的特性を備えている点で、チタンにも共通性があると言えそう。
チタンの耐久性、人体親和性も物理的にも、化学的にも指輪などのジュエリーに適した材質といえます。
硬い材質であるチタンに石留めするなら、同じように最も硬い宝石であるダイヤモンドが適しているといえそうです。
結婚指輪に相性の良い素材と相性の良い宝石をあしらうのは縁起の良い望ましいかたちかもしれません。
チタンの鍛造による金属をたたいて鍛える製法により硬い丈夫なチタンがさらに強固に加工される方法で造られます。
知恵の輪のような組み合わせのブライダルリング(マリッジリング)
素材:シルバーとチタン
チタンの地色とシルバーの違いを活かした2トーンのリング。
チタンは硬く耐久性に非常に優れるという理由からブライダルリングとしての人気が高くなってきています。プラチナのように、服でこすれてすりへっていったり、日常使いでガリガリに深い傷がついたりせず、布やブラシでこすったくらいでは何の跡も残らない強靭な素材。
手入れ方法=布でふいてもびくともしない硬さがあるので、専門のショップで研磨するほかはありません。逆に言えば、お手入れ不要の素材とも。
新進ブライダルリングとしてこれまでになかったデザインを個性重視で新しい素材チタンで作っています。
手作業で彫刻したチタンのメンズリング
トップの面は平たく削いだ印台のようなリングでありながら、ゆるやかなふくらみをつけてあります。彫刻した文字面をさらに0.5ミリ高く仕上げました。
彫りを入れた凹みの部分をブラックチタンのカラー加工を施し、陰影を出してあります。彫りがブラックにより強調され、立体感がいっそう引き立ちます。
シルバーチタンブルーを考案しました。
チタン素材で、シルバーブルーといった風合いの反射をするカラー。
チタンリングのデザイン考案には、いくつかの法則を持っています。
1.着け心地優先に、機能重視でのデザインを考案する。
2.第一印象に残るような、骨格でアピールする形体の考案。
3.素材を活かすデザイン(チタンという素材の利点を発揮)
マリッジリング「瑠璃」のアレンジ例
刻印は極小1ミリおものと通常の2ミリがあります。0~9とA~Zの大文字が入れられます。当社工房にて研究して作る淡い水色です。ほかに青やレインボーができます。リング幅の広さに応じた溝を彫り、色のラインもカスタムすることで、何通りものデザインが考えられます。